猫に関するトラブルでお困りですか?

磯子区の猫トラブルには、「地域猫活動」をお勧めしています。

地域猫活動とは?

猫に関するトラブルを地域の環境問題として考え、地域住民が主体となって行う活動です。

地域住民の理解と協力の基に活動のルールを作り、飼い主のいない猫に不妊去勢手術を実施し、エサの管理やフンの清掃など適切に管理をすることで猫トラブルを改善し、地域住民と猫との共生を目指していきます。

地域猫活動を導入する

「地域猫活動」をよく理解し実施することが、活動の成功へとつながります。

「地域猫活動」につきまして詳しくは、書籍・DVD講演会磯子区猫の飼育ガイドラインをご覧ください。

 

 

 下記のような質問をたびたび受けますが、結局は「地域猫活動」が猫トラブル改善の近道です。

▶いそねこ協議会で地域猫活動をする「実践グループ」を作ると、よりスムーズに活動が進みます。

質問1 地域猫活動は、なぜ住民の活動なのですか?
回答1  ノラ猫トラブルは、ゴミ問題、カラスの問題、騒音トラブルなどと同じく地域の環境問題です。地域猫活動は、「街づくり活動」であり「地域の美化活動」ですので地域住民が行うべき活動です。「無責任なエサやり」や「許容以上に猫を飼っているところがある」などにすぐに気づける対処できるのは、その地域に住んでいる方でなければできないことです。
質問2 エサやりをしないよう徹底すればいいのではないですか?
回答2  エサやりをしている人は、エサを与えないことに対して大変な罪悪感を覚えるため禁止しても必ずどこかでこっそりエサを与え続けます。そのため問題が解決するどころか、近所内のトラブルはますます大きくなります。
質問3 不妊・去勢手術をして猫を他の場所に放せばいいのではないですか?
回答3  猫の遺棄は、動物愛護法違反になります。たとえ猫を他の場所に放したとしても、問題の根本解決にはなりません。他の地域に迷惑をかけるだけです。

いそねこ協議会で「実践グループ」を作ると

地域猫活動のこんなお悩みに・・・

 

  ● 何から始めていいのかわからない 

   ⇒ 活動の手引書「実践グループノート」をお渡しします。

  ● 地域のルールってどうやって作るの? 

   ⇒ 「実践グループノート」を参照ください。

  ● 周辺住民の方に活動内容をどう説明していいのかわからない 

   ⇒ 「実践グループノート」を参照ください。

  ● 猫の捕まえ方がわからない 

          ⇒ 協議会有志メンバー・協力病院(レンタル無料の捕獲ケージあり)が説明いたします。

    ● ノラ猫の手術をどこの病院にお願いしたらいいかわからない 

          ⇒ お近くの協力病院をご案内します。

    ● 猫の不妊去勢手術の費用がどのくらいかかるのか不安

          ⇒ 横浜市の助成と併用可能な協議会助成金がございます。(変更もあり)

    ● 活動資金が不安 

          ⇒ ねこの会のバザーに出店することができます。(月1回開催、出店料無料)

    ● 子猫がたくさんいてこの先の活動が不安

          ⇒ ねこの会の譲渡会で里親を探すことができます。(月1回開催)

    ● 上記の他、協議会に寄付いただきましたフードや猫用品を実践グループにお渡ししています。

「実践グループ」の作り方

正規実践グループ

  • 3名以上のグループで結成(同居家族は不可)
  • グループメンバーは、基本的に磯子在住、もしくは磯子在職であること
    (メンバー中3名は、その地域の住民が望ましい。プラスαで手伝ってくれる人は、地域外でも可)
  • 管理する猫、補助の対象は、磯子区内の猫に限る

 

2名枠実践グループ

  • 2名で結成(同居家族は不可)
  • グループメンバーは、基本的に磯子在住
  • 管理する猫、補助の対象は、磯子区内の猫、5匹までに限る
  • 5匹以上になる場合、グループメンバーを増やし正規実践グループになること

 

動物病院推薦枠実践グループ

  • いそねこ協議会協力動物病院の推薦があった場合に結成
  • 管理する猫、補助の対象は、磯子区内の猫に限る

活動開始までの流れ

  1. 地域の猫問題を相談(いそねこ協議会または磯子福祉保健センター)
  2. 実践グループを作る
  3. 書類を提出する(実践グループ開始届、実践グループID用写真、いそねこ協議会入会申込書など)
  4. 地域猫活動のレクチャーを受ける(グループメンバー、協議会事務局、磯子福祉保健センター)
  5. 地域猫活動を開始する

「実践グループ」にお願いしてること

  • 年1回、活動報告書(実践グループアンケート)を提出してください。
  • 総会には、グループメンバー1名以上、できるかぎり出席してください。
  • 手術をしたら終わりではなく、「磯子区猫の飼育ガイドライン」に沿った適切な地域猫の管理をお願いします。

 

必要な書類など

  • 磯子区民であることを証明できるもの(運転免許証、健康保険証など)
  • IDカード制作用証明写真(グループ全員分1名につき1枚)
  • 実践グループ開始届
  • いそねこ協議会入会申込書

実践グループを作って地域猫活動を始めたい方は、

いそねこ協議会へご連絡ください。

いそねこ協議会事務局 TEL (090) 2454 7300 平日13時~17時

猫に関するご相談は、磯子区生活衛生課へお願いします

磯子区福祉保健センター生活衛生課 TEL 045‐750‐2452


横浜市地域猫活動支援事業とは活動目的や内容が違います。

同時に利用できますので、チラシをご覧ください。

 

↓ いそねこ協議会の地域猫活動

↓ 横浜市地域猫活動支援事業

 

「いそねこ協議会の地域猫活動」と「横浜市地域猫活動支援事業」のチラシです

※違いを分かりやすくした比較チラシもあります。

印刷してご利用ください。

 

ダウンロード
いそねこ協議会の地域猫活動チラシです。
いそねこ協議会の地域猫活動.pdf
PDFファイル 1.1 MB
ダウンロード
横浜市地域猫活動支援事業のチラシです。
横浜市地域猫活動支援事業.pdf
PDFファイル 767.4 KB
ダウンロード
いそねこ協議会と横浜市地域猫活動支援事業の比較チラシです。
地域猫活動比較チラシ.pdf
PDFファイル 688.3 KB

 

更新日 2025年1月24日



参考資料

 

 

「人と猫が共生できる街をめざして」

こちらの冊子は、2006年6月に磯子区福祉保健センター生活衛生課より編集発行されたものです。冊子に記載されている電話番号、URLなどは、変更になっているものもあります。

 

人と猫が共生できる街を目指してPDFファイル